1999-04-15 第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
これは、例えばテロ行為者が持っているのがバズーカ砲なら、バズーカ砲程度のものを持たなきゃならぬでしょうけれども、バズーカ砲をこの島国の日本でテロ集団が持てる状態を日常的に保障するような警察でいいのかということになると、そうはいかないだろうと思うのです。そういう意味で、私はもっと具体的に考えるべきではないかと思うのです。
これは、例えばテロ行為者が持っているのがバズーカ砲なら、バズーカ砲程度のものを持たなきゃならぬでしょうけれども、バズーカ砲をこの島国の日本でテロ集団が持てる状態を日常的に保障するような警察でいいのかということになると、そうはいかないだろうと思うのです。そういう意味で、私はもっと具体的に考えるべきではないかと思うのです。
それからこの機会に承つておきますが、先般の予算委員会などでは、大橋国務相は航空機その他最も進歩的な兵器といいますか、そういつたものは目下のところ置かないということでありましたが、最近では予備隊並びに海上保安庁を通じて、かなり近代的な武装が着々進んでおるのではないかというふうに、ちらほら新聞などで伝えられておるのでありますが、われわれの知つております従来のバズーカ砲程度のもの以外、最近そういつた近代的
併しバズーカ砲程度のものでありましようとも、国民の言論の自由というものが制限されて来るならば、すでにバズーカ砲を以てしても国民の意思を圧倒することができるのであります。そういう点において第二に伺つておきたいのはいわゆる警察国家の問題であります。
しかしわれわれのただいま持つておりますバズーカ砲程度では、なかなかそういう機能は十分ではないのであります。われわれの考えておりますのは、かたい建物によつた相手を射撃するとか、あるいはバリケードをこわすとかいう程度の作用をいたすものだと考えております。